元銀行員が教える「銀行に向いてる人」、「銀行に向かない人」

銀行関連

元銀行員のラテです。

この記事では、これから銀行員を目指そうと考えている人銀行に就職したけど将来が不安人におすすめする内容となっています。

さて、皆さんは銀行に就職する前や入行してから、以下のように思ったことはありませんか?

就職活動で銀行にエントリーしようと思うんだけど、銀行員に向いてる人ってどんな人かな?逆に向いていない人はどんな人だろう?

銀行に就職したものの、自分は銀行員に向いていないのでは?

就職活動や転職活動中、銀行に興味はあるけど銀行業務が自分に務まるか不安に感じることがあるかと思います。

また、銀行に入行してみたものの、思い描いていた仕事とのギャップが大きいと感じる人も少なくないのでは。

そこで、「銀行に向いてる人」、「銀行に向かない人」を紹介し、入行後に起こり得るミスマッチや転職の判断を早めることを目的に、情報を提供したいと思います。

※今回の記事は、総合職行員向けに特化した内容となっています。

「銀行に向いてる人」とは

  • 目標に前向きな人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 努力ができる人

①目標に前向きな人

銀行員の毎月の目標(ノルマ)はかなり過大です。そこで「毎月意地でも目標はクリアしてやる」、「毎日何かしら成果をあげる」など前向きに目標にチャレンジできる人は銀行員に向いていると思います。また、そういう人だと成績は自ずと上がりますから、上席からの評判も良く、出世が早まるかと思います。

②コミュニケーション能力が高い人

銀行の営業では、投資信託や保険商品などの金融商品を販売したり、法人向けに融資をしたりなど交渉力や提案力が必要になります。

地方銀行では、中小企業の倒産が相次ぐ中、融資額を維持するため、新たな融資先の開拓も行わなくてはなりません。飛び込みで訪問し、初対面の人と会話をしなければばらないこともあります。

金融商品の契約や融資をするには、お客様から信頼を得ることが必要であり、そのためには、コミュニケーション能力必須のスキルとなるので、コミュニケーション力の高い人は銀行員に向いています。

努力ができる人

銀行入行後、取らなければならない資格が大量にあります。その他にも、社内試験があったり、新しい金融商品が増える度、知識をつけなければなりません。また、お客様との会話をするため、日頃から経済やマーケット情報の収集を行うことも重要です。

このように銀行員は日常的に勉強することできないと、周りに置いていかれます。プライベートでもコツコツと努力できる人が銀行員に向いています。

「銀行に向かない人」とは

  • 気にする人
  • きめ細やかな仕事が苦手な人
  • 縦社会が苦手な人

①気にする人

銀行の営業では、無理にでも商品を勧めなくてはならないケースがあります。その際、お客様のことを気にするばかり、契約に繋がらないと厳しい評価を受けます。また、たとえ営業が成功しても罪悪感を抱え仕事をすることになります。

銀行では理不尽なことで、上から強く言われてることやお客様からクレームを受けることがあります。そこで、言われたことを一々気にしているようでは、身が持ちません。仕事とプライベートを割り切れる性格でなければ、銀行員に向いていないと思います。

②きめ細やかな仕事が苦手な人

銀行の業務は、お金を取り扱う仕事なので、ミスが許されません。コンプライアンスの規制は他業種より厳しく、ルールの徹底的な順守が必要です。

契約書類関連だけでも文字の抜けや印鑑に漏れなどの不備があれば、お客様にもらい直すことが必要となります。それが何度も続けば信用を失います。

また、お客様との約束の期日を忘れてしまい、融資が間に合わないなんてことになれば、損害を与えることになります。きめ細やかな仕事ができず、大雑把な性格だと銀行員は務まりません。

縦社会が苦手な人

銀行の組織は、上席や先輩の指示は絶対です。指示通り動かず、反発するようなら、厳しく指導されます。それでも直らなければ、厳しい扱いを受けることになります。

銀行は、基本的に体育会系のノリなので、飲み会が多く、結構な無茶ぶりをされます。そのような雰囲気が苦手だと嫌になってしまうかもしれません。

まとめ

いかがでしたか、これから銀行に就職を検討されている方は、自分の性格と照らし合わせて検討してみてください。

今、「向いていないな」と悩んでいる方は、一度よく考え、もしプライベートを楽しめていないのなら再起不能になる前に転職をおすすめします。

一度しかない人生です。自分を大切にし、充実した人生が送れる道を探していきましょう。

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